2008年 12月 28日
クリスマスのお菓子@スペイン
クリスマスも終わり、日本ではお正月の準備に忙しいころではないでしょうか。
スペインではクリスマスイブから、1月6日「主顕節」という祝日までがクリスマス(Navidad)になります。という事で、その日まではクリスマスの飾りもイルミネーションも飾られています。
会社やお店によっては今年は12月22日からクリスマス・ホリデーに入ってしまっているところもあります。ちなみにオフィシャルの祭日は12月25日、26日(カタルーニャ州)、1月1日なのですが。。。。


さて、このクリスマス時期のスペインのお菓子と言ったら、Torron「トゥロン」が有名です。
トゥロンは、アーモンドで作られた、大きな板チョコのような長方形で、基本はアーモンドパウダーを蜂蜜と練って固めたお菓子です。

でも、このトゥロン、多分日本の方にとってはかなり甘いお菓子ではないかと思います。私も以前にいただいた事がありますが、、ほんの一かけらで十分でした。
イエ、、まずいということではないのですよ、、ただ甘さが半端ではありません。。。。


今日はトゥロン同様クリスマスのお菓子で、以前にも写真を載せたと思うのですがPolvoron「ポルボロン」というお菓子をご紹介します。

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一つ一つ、こうやって包まれています。淵がヒラヒラしていて可愛いです。

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口の中に入れるとホロホロくずれて溶けていくスペインのお菓子。
和菓子の和三盆のようです。

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実はこのポルボロン、先日バルセロナに行った時に見つけた「トゥロン」の専門店らしきお店で買いました。

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見た目は古めかしいお店の中には色々な種類のトゥロンが並べられていました。

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セニョーラ達はいたって気さくで、写真を撮ってもいいかうかがったところ、笑顔でOKをいただきました。
ただ写真を撮らせていただくだけでは申し訳ないと思い、何か買おうと思いまして、、小さいサイズのトゥロンがあるかうかがいましたら、、この大きさしかないと言われまして。。。
これ、、かなり大きいのですよ、、、、で、ポルボロンを買ったわけです。

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お店の中でこんなミニチュアを見つけました。

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ガラス越しなので綺麗に写せませんでしたが、トゥロンを作っているミニミニ工場の様子らしいです。

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まるでロボットが働いているように見えますが、結構詳しく製造過程があらわされています。

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で、大事な事なのですが、こちらのポルボロンは今までいただいた中で一番美味しかった。
甘さが控えめで、本当に口の中に入れると崩れるようにとろけます。
正直言いまして、あまり期待していなかったのですが、、、思わず美味しいと言ってしまいました。
甘さがスペインのお菓子にしてはとても控えめで本当にくどくありませんでした。ひょっとして、こちらのトゥロンだったらあまり甘くないのかも?

場所はカタルーニャ広場からボケリア市場に向かって歩き、市場のメインゲートの1本手前の左側の路地を入ってまもなくの右側にあります。
次回にボケリア市場に行った時にはまた買ってみようと思いますので、その時にお店の情報を追記します。

by rudy-love-111 | 2008-12-28 21:38 | 街を歩けば・・・


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