2009年 06月 05日
ピレネーの麓の小さな村巡り☆「太陽の布」の街
ピレネーの麓の小さな村巡り、旅の二日目はなんと4か所もまわってしまいました。

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(Coustouges村)




今日は前半の2か所の小さな小さな村をご紹介します。
一番最初に訪れたのはサン・ローラン・ド・セルダン(Saint-Laurent-de-Cerdans)という、やはりB&Bのオーナーさんのお奨めの小さな村です。

その小さな村には「Les Toiles Du Soleil」(レ トワール デュ ソレイユ)というテキスタイルメーカーの工場と店舗があります。

レ トワール デュ ソレイユの前身であるサン & ガルセリ社は1860年頃に力織機を導入し、その後ソールに使う縄ヒモの生産に成功した事によりエスパドリーユ(espadrille)制作のリーダーとなりました。が、、最盛期には200位あったというエスパドリーユを制作するテキスタイルメーカーはは1994年までにはたった一軒になり、閉鎖寸前だったところを今の経営者に買い受けられ現在の「レ トワール デュ ソレイユ」と社名を変更されて現在に至っています。

日本にも輸出していますので、ご存じの方もいらっしゃるかもしれませんが、とてもカラフルで丈夫な織り生地&その生地を使った小物類などを制作しています。

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一歩店内に入ると、こんなにカラフルな世界が広がっています。これらはプリントではありませんよ、全て織り生地で、サイズや厚さは三種類のタイプがあったように思います。

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レ トワール デュ ソレイユの生地は、この地方の伝統的な織技術を使って織られた質の高いキャンパス地で独特な風合いがあります。
「レ トワール デュ ソレイユ」とは太陽の布という意味だそうで、その名の通りの色鮮やかなストライプ柄、そして厚くて丈夫な生地はどれをとっても素晴らしく、昨今〇〇製が多い中、この山奥で作られているという本場おフランスものにちょっと気分が弾みました。

日本では直営店が自由が丘にあり、そして最近ネット・ショッピング・サイトがオープンされたようです。


店内所狭しと何種類ものカラフルな生地、そしてナプキンや布巾類などのキッチン小物に、ポーチやトート類が、、、
日よけの傘も素敵です♪

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お隣にはエスパドリーユ(espadrille)のアトリエもあり、これらのカラフルな生地を使った可愛いエスパドリーユが作られていました。夏用に一足買ってくれば良かったととても後悔、、、

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エスパドリーユ(espadrille) :
キャンバス製の平底靴。
ジュート麻などの軽い縄底に綿キャンバス地などでラフに甲部を覆った、スリップオン型の簡単靴。
元はフランスやスペインの船乗りや港湾労働者、バスク地方などで履かれていた海兵用の民族的な短靴で、現在では簡便なリゾート・シューズとして用いられている。
紐を付けて足首で巻いて留める形のものもある。


色々とうかがいたい事があったのですが、、残念ながらお店の方はフランス語しか話せないという事でコミュニケーションはボディ・ランゲージのみでした。。。。
店内の撮影はこういったお店なので無理かと思いましたが、一応うかがいましたら快くOKをいただきました。

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ルディとリナはパパさんと一緒に外で待っていたのですが、、気がついたらリナが足もとに!
エ??と思いましたら、流石「おフランス!」待っているパパさんに店員の方がワンコも中に入っても良いからとわざわざ声をかけてくれたそうです。
が、、、下を歩かせるのもなんだか気になり抱っこしていたのですが、、、
それでは全然見られなくて、、結局外で待っていてもらう事になりました。

このようなショップにでもワンコOKといわれるという事は、、おフランスのワンコ達、とてもお行儀が良いのでしょうね。



☆ 今回のお買いもの ☆

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あまりにも沢山ありかなり迷ってしまいました、、、あれも素敵、これも素敵、、
結局、ストライプの配色が気に入った43㎝幅の生地を1.5m、、、、
これで何を作ろうか・・・・・考えているだけでも結構楽しい♪ が、、、我が家にはミシンは無かった(涙)、、

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そして、バゲットを入れる袋をゲットしました♪
厚手の生地でとてもしっかりしています。そして長いんですよ、83㎝ありますから、、、、、幅は23㎝です
バゲットを入れるとこんな感じ。 今度からこれを持って買いに行こうか、、、

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そして、もう一つこんなカラフルな袋も。
この袋は布製ではなくて、丈夫なビニール製(IKEAの店内で利用されているあのブルーの袋の材質と同じよう)、、、何しろフランスはエコ推進の為スーパーでは袋は有料、、、皆さんMy bagを持たれて買い物していますので、、、

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ランチ後にブラブラ散策しましたが、お散歩していたおばあちゃまがカラフルなストライプの小さなぽショットをかけているのを見かけました。
きっとこの村の沢山の方がこちらの工場で働いているのでしょう。

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B&Bのオーナーさんにそのまま真っ直ぐ行くともう一つ可愛い村があるからと聞き、訪ねましたら、、、
この村も本当に小さかった、、、、Coustougesという村です。

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丁度お昼頃(フランスは日本と同じように12時頃からがランチタイムです)でしたので、ランチをしようとカフェを探しましたら、、、、やっと・・・・やっと1軒ありました、、、

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写っている建物の1階にレストランがありました。 他にもあるのかは定かではありません。。。。。

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なかなかお料理の写真は撮れず、たまに撮っても慌てて撮りますので、どうも上手く映っていません、、、、
これはパパさんの頼んだ前菜で生ハムです。流石おフランス(?)、盛り付けが綺麗でした。スペインでしたら生ハムのみどっさり・・・・かな、、、、

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レストラン前の広場の塀にはめ込まれていた可愛いタイル絵。

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まるで子供のお絵描きのようですが、色使いがなんとなく南フランス?

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この日も快晴で日差しがきつかったのですが、空気は爽やかでちょっと日陰に入るとヒヤッとするほどでした。

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涼しい木陰でルディとリナを遊ばせようとしましたら、、
またまたリナはオモチャを全部取ってしまいました。。。。。 この日もルディお兄ちゃん&リナは絶好調♪

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この日はこの小さな村から、今度はちょっとお洒落な街までドライブしました。ちょっとお洒落な街は、今が旬なとても美味しい物の産地でもありました。
さあ、、、何の産地でしょう? 勿論お土産にゲットしましたよ、、、それもた~~くさん☆

by rudy-love-111 | 2009-06-05 21:10 | アンドラ公国・フランス旅行


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